2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ミラノ 霧の風景の後

このタイトルが、知られた須賀敦子の書名を受けたものだとは、すぐ理解されるだろう。それほど、この街の雰囲気を表す言葉はそうざらにない。 ミラノの冬は暗く寂しい。どこにもある大都会の寂寥そのものである。太陽の国、イタリアのイメージからはほど遠い…

イタリアについて書けるのでは?

今になると何となく実感できるが、30近くなって、あるいは、それ以後はどの年齢でもと言えそうだが、何か仕事をやっているとその判断の背景には、幼少の頃の性癖や学び、あるいは思いが結果的に大きく影響していることが感じられる。 内気で自分を表に出すこ…