2015-01-01から1年間の記事一覧

年の終りに

【日記】 今年はすべてが仕掛かり。 時はどんどん過ぎてゆく。 来年こそは、大化けできるように頑張ろう。 この画像のない今年のブログを、耐えて、丁寧に読んで下さった皆様に感謝致します。 来年もよろしくお願い申しあげます。 。pv:253575/19:10

竹原あき子著「石の夢」

発行:合同フォレスト ●追記あり 発売:合同出版 1600円+税 多数の各ページ写真はオールカラー パリへは何度、行っただろう。4,5回だろうか。 それでもサンルイ島に行ったことはない。 知っている人も多いと思うが、セーヌ川の中州にあるシテ島と並んでい…

「ターニング・ポイント…」その余波−3

以下に、開催記録の関係団体への配信報告書を転載。 内輪では「サマリー」としても、合意を得ている。 開催事業報告書 「Turning Pointに差しかかったデザイン・建築・環境について語り合おう」 登壇者:神田順、木村戦太郎、連(むらじ)健夫、山田晃三、大…

「ターニング・ポイント…」の余波ーその2

Aさんよりの連絡過日の討論会、「ターニング・ポイントに差し掛かった…」は、あちこちに反応が出ている。 明日には、事業報告書を転載するつもりだ。また今年中には、発言禄を読めるようにして公表したいと思っている。これは純粋に、当日の印象から考えたこ…

驚嘆の小栗康平

【日記】 ご参考 ●藤田嗣治と高田博厚についてのか過去の記載: 2009/11/28「藤田嗣治と高田博厚のこと」 よくまあ、こんな映画が創れたものだ。 藤田嗣治の展覧会を駆け込み見てから、どうしても気になっていたので小栗康平の映画「FOUJITA」を見て…

余波―その1

話題の深まりを求めている自分がいる風景 11月9日のイベント「Turning Pointに差し掛かったデザイン・建築・環境について語り合おう」については、登壇者や参加者から意見を頂いているが、手続きなどですぐには紹介出来ない。 以下のコメントはご本人の承…

改めて見た原節子

【日記】 原節子に改めて想い入れ 亡くなって、だいぶたったようだが、週刊誌で原節子の写真をめくってみた。 現役時代の映画は、僕の若い頃でもほとんど見たことがない。古いタイプの女だと思っていたからだろうか。 今、見ると、妙に懐かしい。実は僕の好…

「携帯彫刻」という発想

ジュエリーは「携帯彫刻」発想の自由さに感心させられた展覧会である。 東京都庭園美術館でやっている、あるスイス人だったかのジュエリー展(後ほど調べて詳述)は、ある教訓を持っている。 それはジュエリーは「携帯彫刻」だ、という発想が持つもののこと…

「人々を排除しない参加型デザインへ!」

なかなかいいタイトルだ。 「人々を排除しない参加型デザインへ!」 このタイトルの魅力にひかれて、思いつきで途中から聴取。 何しろモネ展をやっている上野の都美術館なので、すぐには着かない。 惹かれた理由は、過日の我々の「ターニング・ポイントに差…

デザインの拡散と再興隆

変えることの出来ない思いの底辺から デザインの扱う分野は、ヨーロッパで美と産業を結びつけたことで始まり、それが芸術と経済社会の取り込みという現代日本社会が本質的には受け入れる文化素地がなかった所で発展した。このために、そもそも超難題な課題に…

黙っている核になるクリエイターたち

偏向するメディアとそれに迎合するアーティスト・デザイナー・建築家など。あるいはその逆。 「黙っている核になる人々」という言い方でいいと思うが、現在真面目に活動しているアーティスト・デザイナー・建築家など(以下、最近の言い方に合わせて取りあえ…

「Turning Pointに・・・」を終わって

【日記】 数日、内容の詰めについては空白が続く 転機と言えば、社会の転機であると共に、自分の転機でもあるのだろう。 昨日、パリで127人がイスラム過激派とみられる者たちに殺害されたことは、その世界同時広報性も合わせて大きな時代の動きを感じさせ…

中野信子さんが同じようなことを

「Turning Point・・・」始まる 教えてもらった情報で、中野信子さん(脳科学者)が同じようなことを言っているとのこと。 渡されたのは今日の朝日新聞の「朝日求人」広告ページ。 いわく、「ヒトの脳では、美しいものを美しいと判断する領域と、正しいもの…

Gマーク展を見てハロウィーンの夜へ

【日記】 11月6日に追記あり Gマーク展が始まっている。今度の「Turning Point…」の企画(9月25日の本ブログ参照)は、六本木の東京ミッドタウン・デザイン・ハブで行うので、何かと会場持ち主のデザイン振興会にはお世話になる。その関わりから常務理…

これでいいんだよ It’s OK as by this

【日記】 「感じているだけでは何も出来ないわよ」 この言葉を、来たる11月9日の討論会の冒頭の言葉にしてもよいかな、と思い始めている。 言うまでもなく家内の発言だが(苦笑)、妙に何かを言い当てている。 そんな一方で、「そのままでいいんだ」とか…

行き着いたか言語表現Achieved Expression by Language?

【日記】 言葉での表現には行き着いたか。 もちろん、文学作家のような高邁な世界のことではない。 勝手に自分でそう思っているだけのことだが。その上で、もっと正確に言えば「言葉だけでの表現には行き着いた」とすべきだろう。 その言い分は、自分がやっ…

美しきクラスメイトの現在

コーちゃんに見た青春の現存 10月4日:本人の希望により修正追加あり(*部) 「Sを吊るせ!」 高い天井の、大きなアトリエのような教室の壁に貼り出されたメモをみて、僕は胸騒ぎがした。Sとは、ある講師のことで、何かあったらしい。 明治のレンガ建物で、…

TURNIG POINT

新しい企画を紹介します。 8月27日と31日に記載した記事の実現版です。 今回は、企画のフライヤーをアップロードしました。文章はほとんど読めないでしょうが、概略ご参照ください。討論会概要は下記の通りです タイトル:「TURNING POINTに差しかかっ…

思いやられること

【日記】 あまりにも、いろいろのことが起こる。 それは日々の小事から、この時代の本質に関わるような問題まで――もっとも、そのことに気づかなければ無いと同じだが。 昨日までの大雨が栃木、茨木、宮城などのもたらした被害について、何もできるわけではな…

「定性的な価値」に直接にはカネを出さない国●

【日記的広報か、広報的日記か】 ●この日の記述は、日を追って書き加えられています。現在、9月7日。 ●●印フレーズ追記:9月8日 ●●●宛先追記:同日 問題を判り易く 今、何が問題か。職業分野によって関心事も変わり、知識の度合いも変わる。だから、何で…

イマジなリスト●

「イマジナリストへの光」―で、何を言おうとしているのか? 新しい話題の創生に向けて今年の内に、「デザイン・建築・都市環境、今が転換点」というテーマで討論の場を作る計画で動いている。このタイトルはもしかするとサブになり、メインを変えるかもしれ…

デュシャンの教え●

【日記】 記述は17日(月)にまで亘る。 敗戦の日から70年。一般に終戦と言うが敗戦と言うべきだろう。「敗戦記念日」とは言いにくいが。我々は敗戦からの70年をどう思うかというより、瓦礫の中を食うためだけに生き延びて始まった戦後の価値感と、現…

山崎豊子の青春

【日記】 この暑さの中ということもあり、 急に話題が変わるが… 〜見よ、東海の空明けて…… 我々はこういう歌を体を張って歌っていた世代ではない。が、何かの折に、昔の懐かしい歌として口ずさんでいた記憶がある。幼児には数年前でも遠い昔に思えるのだ。 8…

オリンピック・エンブレム騒動●

●印部:TVを見て後から追記 ここにもある、デザイン主体表現の選定方法の不明確性 オリンピック・エンブレム(と言うのだろうか)がベルギーの劇場のマークと似ているどころか「真似だ」として提訴されそうだという。 個人的な感想では悪い作品ではない。…

国立競技場が教えること●

昨日に続き、この問題の余韻が続いている。 ひとまず印象を書くが、時間があれば週刊誌が報じた裏面史で補足をしたいくらいだ。 日本人はやさしいということになっている。 それは本当だが、特段のことがない人たちの間のこと、それと「竿をさせば流される」…

新国立競技場問題で国会へ

【日記】 ●印以降、例によって追記。 新国立競技場問題で国会(参議院議員会館)へ行った! 参加してみて、こんなものだろうと納得。 一夜明けてみて、引けているのかもしれないと思える自分を感じている。 一応、集会が終わり、意見のある人は残ってと言う…

組織と個人、そこにある認識の差

【日記】組織が先か、個人が先か 最近は、思いついたことを書く日記ではなく、よく言いたいことの趣旨と話の流れを見極めて書こう、という気持ちが強くなっている、とはすでに述べてきた。そうなるとノート・パソコンに記録し始め、数日かけて整理してブログ…

国立競技場問題

【論】 大騒ぎになった国立競技場問題 2016年1月21日追記 この問題も、一段落して、大成建設グループが設計施工することになった。建築設計界にとって大打撃である。まてよ、と言われるかもしれない。隈研吾が設計したではないか、と。隈氏は結論的に言えば…

思い上がりを止めよ

【日記】 ●印、7月18日追記あり 思い上がりを止めよ。建築家なんて、この国ではほとんど、相手にされていないのだ。 今日の日経新聞、「新国立『もう引き返せぬ』に次のような記事が。 …(経過の説明から)「キールアーチを止めれば五輪には間に合う」と…

職業選択の難しさ

【日記】 ●印に注意を求む/●●●記事の再修正:下欄の8月26日としてあったところは6月26日の誤りであった。訂正します。(2015/08/21) 職業には積み上げ型というのがある。 練習すれば、数時間から数日で仕事に就くことができるものから、訓練してもな…