2013-01-01から1年間の記事一覧
(以下、ゆっくり考えていられないので、もうちょっと時間をください、と言いたいところだが…) とても忙しい。 何たって、余計な仕事がどんどん溜まってきて・・・ 師走のせいかとも思うがJIA中野地域会での「トーク・バトル」を経て、ある境地が出てき…
【論】 日本アカデメイアの「2030日本再生の6大シナリオ」―それでもまだ空論のように聞こえる 話の大きさは問題ではない。まさしく日本丸の舵切りの時になっているのだから。 この大きなテーマは、それが発表されるのが最もふさわしい広報メディアと思…
【日記】 被告席に座らされて尋問を受けることになるのか いよいよ明日(13日)夜。 ブログはいわば日記扱いだろうから、こういう書き方は許されるのだと思うが、ここしばらく、と言っても9月頃からずっと頭から離れなかったのが、明日の「JIA(公益社団…
やっと、ある原稿を終えた。というより、もうこれ以上やっていられないという心境で。 たった3ページなのに一言一句に問題を感じて、何度、見直しても納得できない。日は過ぎていく。 書き悩んでいたことは、先日来ご案内している「JIA中野地域会トーク…
【日記】 身近な居住環境では、もうやることが無くなった、のか? フェイスブックって判らない。来ているものが、僕個人宛だと言ってくれる友もいるが、それって本当? 公私をどのクリックで区別するの? スタッフに聞けばいい? メールと同じならメールでい…
『日記】 これから国立新美術館へ行く。 何か夢遊病者のような言いっぷり(笑) 「シスレーからモンドリアンまで展示されてる誰かのコレクション展をやっているわよ。お友達と国立新美術館のティールームでの待ち合わせだから、ついでにその前に一緒に見ない…
【情報】 去る10日にご案内した、トーク・イベントの件 関わる建築家協会(JIA)での企画2つのご紹介 12月7日(土)13:30〜―「しあわせを感じる建築の色、街の色」―港地域会のMASセミナー 12月13日(金)18:00〜―「状況に呑まれず…
【情報】 どうなっている、新国際競技場設計案のその後 10月14日の本ブログに書かせてもらった、上記の件についてのその後の動きのうち、建築家団体側から把握できたことを記します。 この設計競技には、「要綱」にしたがって少なからぬ著名設計事務所が…
ご案内 ●11月19日にチラシ掲載 関わるJIAのイベント2つのご紹介 12月7日―「しあわせを感じる建築の色、街の色」― 12月13日―「状況に呑まれず、本義から考えよう」― 後で、あるいは数日のうちに、改めてご案内をすることになる企画イベント2…
【日記】 (多少の翌々日追記があります) Gマーク展に兼ねて、デザイナーたちが7年後のオリンピックへの対応を論ず 昨夜、六本木ミッドタウンで、開催中のGマーク展の横で、デザイナーたちが7年後までに何が出来るか、どうすべきか、20人が5分づつ話す…
【日記】 「いろいろいい売り物があって、結局、特徴が出せない豊かなまち―小田原」は、如何にグランド・デザインを進めるべきか ちょっと時間がたったが、10月3日に加藤憲一小田原市長と2時間ばかり対談する機会があった。対談と言っても周囲に15人ほ…
【論】 9月9日に書き出して放っておいたこのテーマについて、やっと私見をまとめた。 この設計に関われる身でもないのに、どうしてこう夢中になるのか、自分でもよくわからないところもある。 でもこの問題が、日本の建築設計界の根本的な構造の解明と改革…
【日記】 作品を生み出す間も無く、時間ばかりが過ぎていく昨日、今日 このところ、やたらと忙しい。気がついてみると、義母が急激にボケが進行し、家内がそちらに時間を取られ出し、それにつれて「あなたも一緒に来て」と、運転手だったり、外での気分転換…
【日記】 ●●印以降に、トーク内容の紹介があります。(10月13日追記) 不思議なものだ、どうしても言いたい事が言い切れない 公知のとおり、24日の夜にイタリアを肴に日本のことを語り合ったが、おおむね好評だったと思う。 陣内さんがこの夏訪ねたイ…
【日記・論】 なぜここでは言葉だけで表現するのか このブログについて、そのような指摘があれば、ずっと言い訳めいたことを書いてきたことを白状しなければならない。そういうのも、視覚で表現するのが本業だからである。 ここしばらく、ふっとこの問題に触…
【日記】 想いは深まる 来る直近の連休明け、9月24日(火)夜、イタリア文化に詳しい陣内秀信さんをお呼びして私とクロス・トークをすることになっていますが(関心ある方は7月12日の本ブログご参照)、本日の彼からの連絡では、この夏にあちこちのイ…
【日記:論】 モノの文化は否定すべきなのか ―小泉和子さんの話を受けて、栄久庵憲司氏は感想を― それは、敢えて言わせて貰えば、「敗戦世代」ならではの心の内を見るようだった、と申し上げたら失礼だろうか。 そのことを図らずも、お二人のやり取りの間か…
【情報】:ミラノからの近着情報 夢が無くなりそうなイタリアへの想い 北アメリカ大陸に初期に渡った人たちの間では、この大陸に来るのはもう自分たちで最後にして欲しい、との思いが強かったようだ。 ポーツマスかどこかの港に着き、長靴に巻きついた海草を…
難しい問題 2020年の東京オリンピック開催が昨日決まった。 で、喜んでばかりいられないと思ったのが、直接にはメイン・スタジアムの建設のことだ。 もちろん、市井ではまったく問題にされていない…当面は、ということだが、建築設計界では、ゆるりと地鳴り…
【日記】 国が抱える問題にまで、共有認識を持てる仲間は多くない 最近、知人の佐野邦雄さんから貰ったメール。ご本人の許可を得て転載します。 「相変わらず青いですね。それでも良ければ・・・」と謙遜されているが、思いの深さや、共感の大きさからお願い…
【日記】 自然が教えてきた「悲しみ」が、国民の基盤になりますように どこかで語ったけれど、3・11のあの時、僕はリオデジャネイロに近づきつつあった飛行機の中にいた。だから当日から1週間くらい、多くの日本人が味わったと思う絶望感の実感がない。…
【日記】 遊びやくつろぎを分離した労働が壊したマネー資本主義の大転換期へ このところ、妙に熱に浮かされたようなことを書き綴ってしまったような気がする。 時間が取れたので、考えが深められたのかも知れないが。 でももっと、気楽な話をして浮き上がり…
【論】 (映像:テンセグリティ構造の写真) 神は存在するのか、という議論に立返るのだろうか 鈴木エドワードさんとは、仕事と名前を知ってからも20年以上面識は無かった。英語名からも知っている人は少なくないだろう。 このたび、縁在って面識を得、最…
【新トーク:アート、但し部分カットの上】 (写真:ピカソ最後の自画像) ピカソの女性遍歴による創作意欲 このテーマは、既に語り尽くされている。 また、ここで語るようなテーマかとも思う。 個人の性欲・愛欲の問題や病気、金銭事情、子の養育、親の介護…
【日記】 「捨てられない」おのが出自 職業の選択とはどういうことか 誰にもあるのだろうが、青春の一時に自分の人生や世界のすべてが感知されたと思う時がある。それは何の根拠もなく、ただの感傷にすぎなかったのかもしれない。それでもそれが尾を引き、大…
【日記】アートディレクターの仕事 昨夜の「カンブリア宮殿」を見た。 新聞のTVガイドには「激売れ!コンビニ商品開発の裏▽あの名門が大変身で驚きの結末…企業殺到!佐藤可士和」とある。「コンビニ商品開発の裏」とはセブン&i ホールディングのことであり…
【新トーク:空間】 夏の闇が教える命のささやき 「軽井沢のよさは木立と闇である。…」 これも前著からだが、そういうイントロから「闇」の話に入った(「デザイン力/デザイン心」p154)。 身近に押し寄せた別荘地での乱開発気味の体験が、闇の美しさへの自…
【新トーク:空間】 ガラスと鉄とコンクリートの行方 都市が持つある種の非情さを考えてみる。 すると、人間のスケールを超えた平面や直角で切り取られたガラスや金属面のせいではないかと思いあたる人も多いだろう。マンハッタンがまさにそれだ。真冬の街中…
【新トーク:モノ】(写真:レオナルドの作品の一つ) レオナルドを現代に連れてくれば レオナルド・ダ・ヴィンチのことは昔から気になっていた。 誰でも知っている有名人だから、というのではない。生き方、考え方、時代背景などが、思い上がりかも知れない…