2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

*@現代のイメージ構築について

*近代の超克と、現代のイメージ構築のありかた―求められる各職能別エミネンスの経済評価― 鉄骨とガラスの箱の建築家ミース・ファン・デル・ローエの評価が高い。 僕自身、自著で真っ先に取り上げたくらいだ。 販売中の新築マンションの接客サロンに、ミース…

チェッコ・ボナノッテ CECCO BONANOTTE

―軽さの深い意味― 一部の文化人には十分知られた彫刻家であろうが、この2月中旬まで箱根の彫刻の森美術館で展覧されていた彫刻家チェッコ・ボナノッテの作品を、今日、イタリア文化会館で見ることが出来た(丁度、「プッチーニ・マラソン」というイベント第…

*@後藤新平の周辺

*後藤新平の周辺 去る日曜夜のNHK3CHのETV特集で、東京を造った後藤新平(1857〜1929)のことを放映していた。 後藤新平と聞いただけで、何の人か、いつ頃の人か、何を言い出そうとするのか、と思う人も多いだろう。 毎度のことながら、パリ計画のオ…

モジリアーニ                                   

―西武セゾン文化村で開催中の、モジリアーニと妻ジャンヌの展覧会を,「敢えて見て」― モジリアーニの絵を見ると、いつもいたたまれなくなる。 なぜかは自分では判っている。 だから、どうも見たくない。 青春の一時、自分の人生が一望できる一瞬がある。 こ…

*デザイン学生に語る

*デザイン学生に語るJIDA(日本インダストリアルデザイナー協会)での話 昨晩、JIDAジュニアーという学生中心の若い人たちのサークル活動に呼ばれ、あること、ないこと(言葉の綾で言っているが、ないことを言っているわけではない。念のため)思いつい…

*「イヴの総て」

*「イヴの総て」 どういう風の吹き回しか、また映画の話だ。 見たものが、いけなかった。 でも、ゴールデン・ウィーク中なら、それも有りか。「イヴの総て」はあまりにも知られた題名で、古いが、見ていなくても、いい映画だったことは知っていた。というこ…

*ホリデイ The Holiday 

*ホリデイ The Holiday この映画には、キャメロン・ディアスとケイト・ウインスレットが出る、面白い組み合わせ。 キャメロンは日本でも最近の携帯電話機のCMでおなじみ。大きな口と大きな表情、それに抜群のスタイルで歩き回る。なるほどカリ…