2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

アンディ・ウォーホルについて

【日記】 ●印に3月13日の追記があります。 アンディ・ウォーホル:一回の人生を賭けたギャンブル よく知っていると思っているが、念のため、足早に見てきた。(六本木ヒルズ・森タワー内)よくやったものだ、というのが感想。それはヴォリュームと賭けに…

シャヴァンヌから現代デザイン問題へ

【論】 2015/02/21 修正 客体性の上に成り立つ近現代デザイン概念に対して、個人の内面性や創意を再び問題視する、新しい創造概念の模索 ―> 「デザインを二元化せよ」へ続く 2014/12/12参照 前の日(2月22日)に続き、さらにシャヴァンヌを深読みしたい…

ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ―忘れられぬ心象風景

【日記】 ピュヴィス・ド・シャヴァンヌを知ってますか。 ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ(以下シャヴァンヌ1824-1898)のことは、長い間、不思議な思いで心に引っ掛かって来た。 何がかは、よくわからない。 古臭いようだが、忘れられない。 古典的な天使や…

自分の能力を十分発揮できる機会にめぐり会うために必要なこと

【日記】 「作家」と建築家・デザイナー 猪瀬前東京都知事の退任騒動について曽野綾子が、ある川柳を引き合いに出して「作家」の進退を論じていた。その川柳とは、 「作家だろ もっと上手に嘘つけや」 彼女でなくとも笑ってしまう。 彼女はこう言う。 「私も…

日曜美術館の猪熊弦一郎

【日記】 NHKの日曜美術館で猪熊弦一郎のある面を知り、これを頂こうと思った 猪熊は身近な存在だと思ってきたから、昭和生まれかと思っていたが、なんと明治35年(1902)だった。そうしてみると、亡くなった平成5年(1993)で90才だったこ…

鈴木博之先生への追悼

【日記】 これからだという時に 去る2月3日に鈴木博之先生が亡くなられた、とネットで知った。 まだ、嘘じゃないかという気がしている。 一ヶ月前ほどにセミナー会場で会っているので、昨夜になって聞いて本当にびっくり。 インフルエンザからの肺炎らしい…

家具も建築ももうやることは無い?

【日記】 家具も建築も、もうやることは無い。 そんなことを言い出してみよう。 そんなことを言い出すと、とうとうこの人もアイデアが枯渇したか、と取られそうで怖い。 そう取って欲しくない。 いろいろやってみて、日の目をみたモノや空間が辿った道を知り…

「心を紡ぐ建築」

【翌々日記】以下は、去る12月28日の当ブログ「自己表現が難しい」で、セミナー・コメント決定への仲間内の心理的なモメについて経過を話したが、いよいよその当日の案内を土壇場で出したものだった。下記の「ヨーロッパで改めて・・・」は、28日に記…

「『建築の危機』打開せよ」記者への手紙

【日記】 去る1月22日の朝日新聞夕刊に出た、表題のような記事についてのコメントを担当記者に送った。 小見出しに「建築界のリーダー3氏が公開討論」とし、槙文彦、磯崎新、原広司の3氏が語っているのを担当記者が編集したものだ。 この討論会は東大建…