2016-01-01から1年間の記事一覧
今年、このブログを読んでくださった方にお礼申し上げます。 今年の個人的な記憶に残る仕事は、「クリエイティブ・〔アーツ〕・コア」の出版でしたが、今のところ、やはり評価頂いたのは専門家たちで、一般の人々(経営者、学者、官僚などを除く)ではありま…
昨夜、これも家内の勧めで、見つけたテレビ番組「マツコと何とか・・・」を。 珍しくトヨタの企画心臓部を訪ねるという番組だという。 「見たら」と。 驚いたことに豊田章男社長が出迎えている。 こういうことって考えられる? いっぺんに、また自動車業界を…
サントリー・ホールに荘厳な合唱が響き渡る。 26日:追記●〜● 〜死がひとりの人によって来たのだから、 死者の復活もまた ひとりの人によって来る 何のことか、と思われるだろうが、これはヘンデルのオラトリオ「メサイア」で歌われる、キリストの復活を讃え…
間違いクリックで空白の一日を。 もったいないから、後追いで簡単な日めくりメモのようなことを。・ 愚著を読んでくださった方々からの読後印象はおおむね好評。 それは「難しいですね」とは言いませんよね。 ・ この夜は港地域会(建築家協会)の定例会と忘…
あなたは、ワルツ、タンゴ、ボレロ、ルンバ、サンバ、スロー・フォクストロットの区別がつきますか? 追記 〜12/17 19日に更に追記 ●部分 22日に再追記 ●●部分 いい意味で、気になる「所作」が出てきた。 まだうまくまとめられないが「ダンス」のこ…
絵画にとっては幸せな時代だった。 ●気分転換の兼ねて、気楽な追記を:12月12日)● それは画家の生活の問題ではなく(その時代は今に劣らず惨憺たるものだったろう)、キャンバス上への直感的な実行力がそのまま創造理念になりえた、ある意味で最後の時…
まだやるべきことがある、と、あがく日々を振り返る 書くことがない、と言えばウソになるが、あまりにもいろいろのことが言葉にならない。 本当に表現したいのは言葉ではないから、ますます言葉にしづらい。 言葉でしか表現できないこと、つまり哲学的なこと…
「最後の秘境『東京藝大』―天才たちのカオスな日常―」という本が出た(二宮敦人著、新潮社) なぜ取り上げたかと言うと、僕自身がここの卒業生だからだ。 何が書いてあるのだろうと、やはり気になる。特に「最後の秘境」などと言われると。 本書の得点はかな…
夕方の4時ころ(日本時間)にAP通信が、真っ先にトランプの勝利を宣言した。 ● 11/11 想いの続きを記載している ● そうなるかも、と思っていても、実際にトランプの勝利となると、他人事ながら(他人事ではない?!)久しぶりに興奮した。 何しろアメリ…
「クリエイティブ〔アーツ〕コア」 読後感の続きある行政関係者からの褒め頂いた読後印象にお礼を述べようとしていた矢先に、昨夜、東京デザインウィーク会場での火災のニュースが入り、その数時間前にそこにいたので、一瞬ショック。そのことを、「デザイン…
この日は書こうと思いつつ飛ばしてしまった。 書き込むことがあれば追記する。 ● 追記記事が生じています ● 本年10月5日の本ブログ、 「『その上のこと』でしかないのかも」 に、構想日本代表の加藤秀樹氏から頂いていたお返事を、許可を得て掲載していま…
助けてあげられない青春の懊悩 今日の、ある大学のインテリアデザイン科でのサポート授業はある思いを残した。 「デザイナーは馬鹿だから」 と言ってしまったのだ。 その時は当然のことを言ったまでで、受け入れられると思った。 後から考えると、もし落ち込…
「クリエイティブ〔アーツ〕コア」 読後評さまざま 注文本が届き始めて2週間あまり (あいにく書店でも注文して頂くしかない)。 感想をくださる方が出てきたが、どうも意見は相反しているようだ。 まずタイトル。 笑ってしまうのは知人、クライアント間で…
これで、いい「読後感」=書評になった! この前の10日の本ブログに記載してあるように、先週発売の自著「クリエイティブ〔アーツ」コア」についての神田先生の「読後感」を頂いて旅行に出たが、17日にそれへの「感想コメント」を差し上げた。 心ならず…
神田 順先生(*)から、濃厚な読後感を頂いた。 【10月18日追記:この後に、読後感へのコメントを加えた記事を掲載:「神田先生の『読後感』】 本書はまだ発売していないのだが、先回り見ていただいていた。 「木造は弱く・・・」と、うっかり書いたことから始…
珍しくも気分を変えて、政治関連記事としてみるか・・・ ● 11月7日になって、後段に追記あり ●―「構想日本」のセミナーに参加して― 「構想日本」(加藤秀樹代表)という団体の案内を時々貰うが、ほとんど行ったことが無い。団体名がかっこいいので、氣には…
●印の4行について、28日に追加コメントあり。 また始めて表紙をアップしました。 ●●印部を追記しています(10月2日) 著書のタイトルと目次の紹介。 何はともあれ、「本文内容に関わる」小見出しをご紹介しておきます。 ●前段は現状への一般認識。ここで…
越えられない「則」(のり=おきて、模範の意味) ●印以下、27日修正追記 美術家はもちろん、多くのデザイナーやある種の建築家などは、自分が経験から組み立てた「則」が越えられない。これは自分も含めての教訓である。 このことは、過日の専門委員の集…
今度の本について: ●印1行:24日補記あり 一番、一般の書籍と異なる点の一つは、画像ページと記述部分との「コントラスト」ではないかと思います。 フェイスブックの投稿記事もあまり見ていないのですが、時たま個人の記録に入っていくと、この1,2年の…
とても無理だろうけれど、気になってしょうがないことがこれだ。 ●部:21日追記 新著の紹介をフェイスブックでしているが、ここでお友達になった(らしい)人達はどういう人達なんだろう。 今さら何を言うのか。 人を疑っているのではない。 どうも、集ま…
アマゾンで予約受付になったそうです。 ●17日:下記●部分追記 ご案内してきた自著の予約受付が開始になったようです。アマゾンのホームページを開き、本のカテゴリーで大倉冨美雄と入れると出るとのこと。 実際やってみたら(笑)、でました! 書名は 「ク…
●9月13日に追記あり 以下の●印ご参照のお願い やっと脱稿した。 月曜日には印刷に入るとか。 再読してみると、やはり本当の文章作家のように、読むほどにワクワクして来るようなものじゃないのかも、という不安も。 いや、そんなこと言ってちゃ駄目だ。 …
編集議論散見 本のタイトル決定とは本当に難しいものだ。 ここには、「帯の文案」という問題もある。 今日、編集者Sさんと最終に近い打ち合わせをしていて、いろいろの想いが交錯した。 特に「帯の文面」が争点になった。 読者を十分意識している編集者は、…
イタリアのことは十分知っているつもり。でも昨夜、ファビオ・ランベッリ(現在、札幌大教授とのこと)のことを調べていて、松岡正剛さんの「千夜千話」でも取り上げていることを知り、ネットで読んでみた。 二人は会ってもいるようで、なかなか面白い。 フ…
主題となる言葉が決まらなくて… 要するに、どういう言葉が適格なのだろうか。 「バカの壁」が大ヒットしたが、「あれはプラトンの考えをわかりやすく説明しただけだ」と編集者が。 そこで、著者の本意がどうあれ「壁」という言葉のもつわかりやすい魅力が、…
【日記】 新しい情報、知識とは何だ?過日、自分がかって理事長だったJIDAの地域総会があり、招かれて自分の仕事の話をした。 その前に、会場に来る今の会員のほとんどが当時のことを知っていないと思い、最近の関連ある動きのもとになっている、自分が当時…
テーマは明らかに「格差」。 日本の社会が明らかにおかしくなっている、という指摘と、それへの対応として「格差」をテーマにしたイベントが多くなっているようだ。 今日は日本デザイン機構のこのテーマでの討論会があり、行ってみた。 (恵比寿:日仏会館)…
前もって・・・書きたいことはたくさんあるが、ちょうど出版原稿の最終整理と重なり、書くことが本業でないと常々述べてきたように、「ダブル・ライティング」がとても困難。 今週あたりが山なので、記事不足にはお許しを。 原稿の方は本に載せきれない部分…
地域アートをどう扱うのか 僕は、クオリティを核に個人が創造する、というのが原点と思っている。 ところが、現代アートが地域活性化に使われている現状はどうか。 「十分なクオリティが審判されないままに”素朴”なプロジェクト型の作品が増えていることから…
【日記】 昨日の本記事で述べた過去記録検索で、ついでに近辺の2012年10月12日の記事に、「自著の『はじめに』の試み」というのを発見した。3年半ほど前のことだ。 ちょうど現在進行中の件と重なるので、何を書いているんだろうと読んでみる。 ちょ…