2017-01-01から1年間の記事一覧

終わる平成29年への覚悟

⚫追記あり 12/27 16:30 4時というのに、もう夕陽。 その光は付近の中層マンションに隠れ、たなびく白雲を紅く染め出した。 家に帰ってきて、久しぶりに窓からの青空を眺め、しばしボーっとする。 その美しさは何にも代えられない。 想い出してCDケースか…

国立近現代建築資料館にて

●中、後段、書き換え、追加しています。12/10 13:30 ●●表記で、磯崎新と藤井博巳のビデオ・トークから記載 12/15 21:30 ●●●表記で、高松伸のトークから記載 12/17 17:00 ●●●●表記で、原広司のトークから記載 12/20 23:30 藤井博巳に追加 12/23 21:30 紙の上…

襲われる無常感

(付記):24日の当ブログに、もう一案、●で付け加えています。(再付記):27日に●印で、以下に付記しています。 AI の未来を語っていながら、こんなこと言っていいんだろうか。 今日は亡くなった家内の両親の身辺整理を行なった。 今日が初めてではな…

AIトークイベントに何から始める?

新しいイントロ例を、●印以降で11/27に追加。 来る30日のAIトーク・イベント (11月4日の本ブログご参照) のイントロを考えている。 良いかもと思ったのが、次のようなこと。 「あるパーティ(ロータリークラブのような処)で、ですが、やり手のビジネ…

怖く、寂しい社会の到来か(最近、思うこと(その2))

怖い時代になったのだろうか。 数日前、東海道線のグリーン車を 品川で降りる時だった。出口で降車を待っている身なりの整った中年ビジネスマン風の男に、僕のバッグがちょっと触った。ドアが開くほんのしばらく前の間に 男は突然、ドアを全力でドンドンと叩…

最近、思うこと(その1)

11/08 ●〜●追記 11/17:「どっちつかず」に作家(芸術家)を加え、●2〜●2 を追記した。 不思議だな、と思う。 経済と学者のことだ。 どういうことかと言うと、家内の「あなたはどっちつかずよ (だから誰にも、あなたのことはわからない)」 という言い分に象…

イベントのご案内

●●●●真近かになりました●●●● 11/17 追記●〜●(記載されていたはずの後段記事が消えているため。多分、最近いじり始めたiPad上からの操作をまちがったからかも) 何が出来るのか 曖昧模糊とした認知の現状で、AIを語る のは簡単でない。 一般には科学技術の成…

「日本の家」展を見て(その4)

10/29付記: すでに関連発言をしている (10/9、10/13の当ブログ参照)ので省こうと思ったが、敢えて、●印の項目を1B、5Bとして追記● (なお、本題に直接関わらないが、文中(*)印の3か所について、関連付記として最後にメモを残している) 10/30付記:項…

「日本の家」展を見て(その3)

引き続き、こだわりの連載 ●23日に具体的な14項目を略記載で追加● ●●部分、2か所追記あり10/24 どうも、この展覧会がよく判らない。国立近代美術館で開催中のことである。 何とかしようと、カタログに当るこの展覧会の冊子を紐解く。それだけ展覧会を見て…

「日本の家」展を見て (その2)

――歴史過程からの分析と論理による「日本の住宅」の分類では済まないものがある―― まず、今、どうなっているんだろう? 最初に、本日のブログ記事はまだ定まっていないことをご了解願いたい。 10月8日に書いた――「日本の家」展を見て――に、「以下後述」と…

建築設計と経済原理

難しい設計良心などという得体の知れないものと裏腹に、現代社会が公然と求める「どうしたらカネが儲かるか」(という感じ方)を必死で考える事に疑問も持たない精神はどうして創られるのか? 安藤忠雄さんの話があると、そこからの近似かつ具体的に現代日本…

半谷良男さん、安藤忠雄さん展を見る

Try to find the real meaning of social architect by overview of "Exhibition of Tadao Ando" 連休ということもあり昨日に続き、知人の建築家、半谷(はんがい)良男さんの水彩画展を京橋で見て、続いて「安藤忠雄」展を見た。 半谷さんの絵は手馴れてい…

「日本の家」展を見て(その1)

国立近代美術館で開催している「日本の家」展を見て、建築家を鼓舞する意味では素晴らしいと思った。が、一方で少々不思議な気持ちにもなった。 それは選択された「住宅」の選定基準もあるが、14項目に分けた区分の仕方の問題もある。それを解析するには、…

トライに苦労

慣れない事にまたトライすることに。iPadミニで記事を書き送信している・・・ 以上までが外部からのこのブログへの初送信。 そろそろスマホを、と(苦笑)ドコモショップで相談しているうちに、ガラケーとIPadミニの組み合わせを勧められた(残り物をうまく…

安全チェックはAIに、の時代よ、来い!

安全チェックはAIにさせればよい 人が使う、あるいは人が住む機械や住宅、ビルなどの安全チェックやコスト・チェックはコンピューターがすべて行うことになるだろう。 そうなれば工業デザイナーや建築家は解放される。 いまでこそ安全チェックは、デザイナー…

手の届くところに留めておけば…

コンピューター技師からの乗り換え また追記のようになるが、前記25日の当ブログに、こう書いている。「・・・そこで、前記のようなこの国の社会的エスタブリッシュは相手にしない、すべきでないというなら議論は終わる。それはそれで羨ましい。好きなよう…

「[アーツ]コア運動」続き

●恐縮です。追記、追記の連続です● 20日の記述に続き、もう一度、語ろう。 それは、「アウラ」と「調和・発想力・空間力・技術力」の差・・・そして、それを語る幼稚さ・・・ ――また、追記しています―― 突然、話の途中だが、横道へ。 考えついたことを、上…

「[アーツ]コア運動」への小さな発進

見慣れた世界から想像力を展開する――ちょっと気難しい異次元の世界へのいざない―― 判りにくい話を腑に落ちる語りとするには文才が欠けているが、少しでも納得してくれる人がいて欲しい。 ――少しづつ、後日追記・修正されています―― すでに一読されていて、言…

やはり「形」なのか

モノ、あるいは空間的な成果に自己実現を求める心情への理解 朝間だけ、うとうとしながらも、考えていたのは自分のデザインしたもの……今朝は家具のこと。それも、かなりモデル費用を掛けて制作して貰った三人掛けソファのこと(一人用も加えている)。 縫い…

AIを解き直す

(モニターが作動しなくなったこともあり、数日、記述予定が遅れました) 明らかに多くの職業は無くなるか、やり方を変えねばならないことになりそうだ。 実感として驚くのは、そのスピード。 中世、近世では、大きな歴史の軸が変わるのは100年位が単位と…

平成の終りに

「不安な個人、立ちすくむ国家」で個人に出来ること 歴史を大きく見れば元号単位での見方も、ある認識の在り方を教えてくれる。 平成はまだ終わっていないし、不謹慎な言い方かもしれないが、「政府は今秋にも天皇退位と改元の時期を決めるという」(朝日新…

反戦への祈り

(夏休みでしばしブログを離れたことをお詫びします) 川村康一さんから、忘れられない戦時中の体験を、そして現在の思いを伝えられた。具体的な被爆の体験があるのは、やはり先輩だなァ。 大倉さま お元気のことと思っています。 数日前NHKテレビのシリーズ…

ジャンヌ・モローを悼む

Condoglianza alla Geanne Moreau. 今から思えばジャンヌを知ったのは、彼女がそれなりにかなり若い頃だったのだろう。当然、僕は青春真っ盛りの青二才だった。 ジャンヌとはジャンヌ・モロー。どこでどの映画を見たのかも定かでないが、特に記憶に残るのが…

「もはや過ぎ去ったよき時代」余話

この道の先達から、当ブログ記事への感想を頂いた。 当日追記あり:●印 前記(7月22日)の、「もはや過ぎ去ったよき時代」とのタイトルをつけた、宮脇檀の想い出を語る集会の当ブログコピーを、建築学会の情報設計小委員会(要確)の集りで何人かにお配りし…

もはや過ぎ去ったよき時代

モダニスト建築家、宮脇檀の活躍した時代と今 ●最後に、ミニ付記あり。07/26 こんなにも熱い想い出の時を過ごすとは。 今の建築家協会は霞んできた。 あの、30年前の新日本建築家協会の設立時までの熱気は何だったのだろうか。 今になってみると、丹下健三の…

辿り着いた島国人の限界と可能性(3)

「隠された領域を拓く」 (クリエイティブ[アーツ]コア)を論じるセミナー開幕前の表記テーマ(1)(2)に続き、その(3)を。 ●印4行他、補正追記あり。07/17、18 さて、(1)で話された建築家各人の「隠された領域」への想い、(2)で私が語った、イタ…

辿り着いた島国人の限界と可能性(2)

「隠された領域を拓く」 (クリエイティブ[アーツ]コア)を論じるセミナー開幕 前の表記テーマ(1)に続き、その(2)を。 テーマの読み込みからの解題は、今回の担当者としての自分の責任だった。 パネリストそれぞれの「隠された領域」が(1)で話さ…

辿り着いた島国人の限界と可能性(1)

「隠された領域を拓く」 (クリエイティブ[アーツ]コア)を論じるセミナー開幕 5月26日(今度のセミナーは面白く!)と、6月22日(近々セミナーの再案内)でご案内したセミナーが開かれた。 先回り、過日のセミナーでの思い語りを少し・・・ 担当と…

建築の話もしなければ

建築関係の「話」を少し。一般の人にも判るように。 ●印以下、追記あり 軽井沢に内村鑑三の記念館があるが、石積みの小さい洞窟のような実に奇妙で魅力的な「教会堂」のような建物である。 誰が構造設計したのかとずっと思っていたら、「僕ですよ」とのこと…

個人レベルでできることは何か

個人を軸にしたイノベーションハブ(以下IH)は起こせないのか。 IHとは、人が一同に集まって議論、試行し、未来の社会と生活のためのアイデアを出していく場のことだとしても、それほどの誤解はないだろう。 IOTについて語っている多くの人は大手企業人…