【日記】後日追記あり
クラブ・イタリアン・デザイン・東京
このような名前の会が興っている。主役は法政大学工学デザイン学科とイタリア文化会館。
今夜、そのイタリア文化会館で紹介があった。
いろいろの思いがよぎる。
自分がやって出来なかったこと、イタリアの日本における位置、生活の中にあったイタリの現実、などなど。
紹介会議の終りに、どなたか発言を、というので、ついに手を上げて、「日本の精神的風土が認めていない日本の現状」について語った。つまり文化を軽視した政治と経済、そこにのめり込んだ社会の現実、しかもそれを当然とした風土のことだ。
終わってのパーティで、こういうことが大切だ、と主催者の陣内秀信さんや佐藤康三に褒められた。
難しいけれど、何とか協力したい。
追記で書いていいだろうか。本当に久しぶりに、田丸久美子さんに会った。あの「シモネッタ」で有名な方で、イタリア語通訳では当代随一です。
彼女のためにお節介で見え透いた補足。シモネッタはイタリア語の女性人名に使われる「シモーナ、シモーネ」の愛称です。
今度、一緒に本を出しましょうよ、と冗談半分、本気半分の会話。「建築の官能」とかかしら…などと言って笑われた。
