インテリア・ライフスタイル・ショーにて

【住まいの話】


インテリア・ライフスタイル・ショーにて


楽しかった。日本的小物がかなり洗練され、デザインされた形で展示されていた。
これは自分でも何とかしたい分野で、会場を歩きながら、素材と使い方で、「あ、これはこうすればいい」とか、「これは惜しいな。自分ならこうするのに」とか思い、時間がたった。


新発見は、何とかジェンセンというドイツメーカーが、わが心の師、アンジェロ・マンジャロッティの、茸形とでも言うか置時計の復刻版を出していたこと。当時は「セクティコンの置時計」と言っていた。買いたい。
面白かったのは、イタリアのメカ狂い家具屋の社長と知り合えたこと。
イタリアと言えば、一般的に技術は問題あるのでは、と言ってみたら、いつミラノに居た? 60、70年代?あァ、それじゃ駄目だ。今のイタリアはすごいよ。今やBMWの部品の多くはイタリア製なんだよ、だって。
もちろん、イタリアの技術に天才的なところがあるのは僕も知っている。


輸入者、販売代理店を求めての出店も少なからず。バッグにいいのがあった。
会場全体の商品レベルは、かなり高くなっているように見えた。来年は何か仕掛けて出したいな、という気持ちになっている。
中林鉄太郎君、柴田文江さんなど、何人かの若手プロダクト・デザイナーと久しぶりに遭遇。