自分の本質を語れ Express yourself more without hesitation, she s

もっと自分の本心を言いましょう。

●印以降、3月28日追記


Express yourself more without hesitation, she said.


これは、今夜会った韓国女性が僕に呉れたアドバイス
どんな女性なのかは、本人の都合も考えて言及出来ないが、ある意味での韓国の国情が生むべくして生んだ逸材、あるいは異材だということが言えそうだ。

彼女は言い放つ。



●「建築は理想ではない。実体である。日本で言われる建築は建物ではなく仮想だ」(実際、彼女を知ったのは建築家グループの集りでで、そこでも鋭いコメントを吐いていた。本人自身が日本の大学建築科を出ている。但し建築評論に向かった)


「建築について、私は光にこだわりたい」


アメリカも見えなくなってきた。その分、日本の魅力は増している。アジアも日本がどこに行くのかを注視している」


「あなた(大倉さん)を見ていると、自分の本心を抑えているように見える。日本が変りつつある今、もっと言っていいのではないか」


「あなたもこれからの10年でやるべき大きな仕事がある(私もこの10年でやることがある。10年後に会いましょう、とのこと)。
外国人がこれまで日本を評価して来たのは、カネだ。人間ではない。日本人の人間性については外国人はほとんど知っていない。
日本人は世界でも最も変っている人種だ。日本の変態文化(コスプレなど)は、言い方を買えれば日本人が隠しているものがあるということだ。
それはある種の文化の発達を示していることでもある。こういうものに外国人は憧れている。
あなたは長い外国生活があって、外から日本人を見てきたのだから、この発達した状態をもう一度外から見て、それを外国人に伝えたら?」



こういう話が出来たのも、建築家フォーラムの懇親会時にだいぶ話し、その続きとして夕食を共にする機会があったからだ。
トロントの大学にも1年いたという彼女は、4月から中国延邊大学の客員教授になるのだそうだ。で、結局、目指しているのは韓国に戻って政治家になることだという。韓国語、日本語、英語は当然だが、中国語も話すという。46才と言ったと思うが、間違えていたら申しわけない。そういう意味でも個人情報をそんなに言えるわけがないし、彼女については今の所、それ以上のことは知らない。

いろいろの人がいるものだ、では済まされない問題がここには垣間見える。