中国人とのつきあいかた How to work with Chinese.

近くても遠い国か、より打ち解け会える国民性か



本日、中国政府は今年度の経済成長率を8%に堅持するという全人代発表をした。
いつの間にか、8%なら経済破綻しない成長率だと、世界の景気動向を中国基準に考える傾向が出てきている。
ユーロは一段と危機的状況になったとか。それでも今年の後半に、一番危機に陥るのはドルだろうという予測も伝えられた。


中国人との付き合い方はどうすべきか。
こんな切り出し方自体が偏向したものかも知れないが、アジアの時代、アジアが国際舞台の主役になりつつある時に、改めてこの問題を考える意味はあるだろう。
個人的経験や印象では、金銭への感覚が大きく違い、信頼関係の形成にも大きく影響しそうだということ。


数日前、インダストリアル・デザイナー協会(JIDA)で、中国でのビジネスについてのセミナーがあった。
また今夜、ワールド・ビジネス・サテライト(12H)で、在日中国人人口が韓国・朝鮮人を抜いて一位になったという情報と、彼らの購買力(不動産など)が景気の向上に寄与しているというような情報がもたらされた。


ちょうど今、在日中国人の住宅を設計し終わったところなので、妙にその渦中にいるような気になった。
中国でのビジネスについては、JIDAでの話を印象記風にまとめたが、まずこの団体の機関誌への掲載が優先されるので、来月にでも転記したいと思う。
ポイントは、小事務所が直接にビジネスを行うのは無理だということになってしまうが、現場経験のある日本人が出てきているので、こういう人との連携組織を作って対応してゆく道を模索する方が良さそうだ。