原発は人間存在を根本から揺する

【論】


原発は人間存在を根本から揺する


何でこんなに原発のことが気になるんだろう
今まで、これほど原発のことに意識がなかったことを考えると、これはいい兆候なのか、どうか。かといって、自分が原発の専門家になるわけではない
しかし、効果があるのか無いのかも不明のまま、毎日外出時にはマスクをつけたり、出来るだけ屋内に居ようとしたりして、日常行動に大きな影響を与えているのも事実だ
原発は人間存在を根本から揺すっている
その上で、原発がかくも気になる背景には、国難に当たってこれほどしっかりしない政府や東電の言動にいらだつから、ということもあるんだろう


水素爆発が起きたとき、海外にいたこともあってか、いまだによく分からないのは
「建屋が吹き飛んだが格納容器は大丈夫だ」ということ。どんな、どこの圧力で建屋は吹き飛んだのか
こんなことだって自分の内で理解出来ていない


放射能放射線放射性物質とはそれぞれ意味が異なるというところから始まる必要もある、とは、以下の説明で確認できた

―人体に害を及ぼすのが「放射線」であり、放射線を出す能力を「放射能」、放射能を持つ物質を「放射性物質」という。現在、原発から漏れ出た放射性物質が海中や空中に広がり、各地で放射線を出している。原子炉そのものから放射線が漏れ出ているという観測データは今のところない。―


これは「週刊ポスト4.22号」の「原発放射能『過激な嘘』が暴走する」の補足説明だ。この特集はそれなりに僕を納得させる
そこでの重大疑問として、4つ取り上げている
1・福島第一原発は「核爆発」を起こすのか
2・日本人はこれから、がんや遺伝子異常に苦しむのか
3・プルトニウムは本当に「冥界の王(プルート)」なのか
4・なぜ記者は無知、学者はバラバラなのか


これらの解説、説明は慎重に行われていて、説得力を持つ


チェルノブイリ級でレベル7だって、今頃認めるというのも本当に対応がまずい。

計画停電」「出荷停止」「避難指示」「汚染水海上放棄」も本当にまずい決定

なぜこう下手なのか、疑問は続く

(後述に続く)