次の国会議員選挙では現職議員には投票しない運動

【論?】デザイナー・建築家でも政治論議を始める時になってしまった。
   我々に何が出来るというのか。
   この状態は、今の時代に軍部がいないことで、無意識だろうが却っていい気になっているが、戦争前の2大政党間の政権争いによる短命内閣の歴史と似すぎていないか。




あまりにも国民無視の馬鹿げた国会議員ども。


菅総理のだらしなさにもあきれるが、もっとあきれるのが鳩山、小沢だ。
鳩山氏は何で菅総理が辞めることにこだわるのか、それほど菅降ろしの主役をやって自分の立場が良くなるとでも思っているのか。民主党が割れないための窮余の一策と思っているのかも知れないが、能力のない民主党議員たちのために、菅総理の退任時期にそれほど執着する意味がどれほどあったのか。おまけに自分がばらまいて収束出来なかった普天間基地問題の混乱を放っておいて、よく出てこられたものだ。


菅総理が代わったって的役の総理はいない。
それより何より、官僚も、関係役職者たちも、次の総理が決まるまで身動きできなくなるだろう。これ以上方針が変わるかもしれないのに動くのは身の危険と感ずるはずだ。
能力が無くても、出来るだけサポートして、しばらくは菅にやらせておくしかないのだ。


党を割らせることにもなる小沢氏の挙動についてゆく議員が80人もいたというのは、如何に、「国民より小沢グループ」と思っている議員の多いことかを教えるものだ。おまけに投票の場では本人は欠席している。「俺はここまでやったのだから、あとは君たち自由に任せる」とか言ったそうだ。小沢氏は岩手4区が選挙区だそうだが、震災対策の中心にはついに出てこなかったように覚えている。おまけに東電との癒着は凄いらしい。


菅総理は、圧倒的反対を得て気が強くなったのか、言いわけめいたことを言って、また「ずるい菅」のイメージを増殖させてしまった。
「総理たる者の発言は、ディベイト(議論)するためのモノじゃない」と亀井議員が言っていたが、それは本当だ。どうせ8月に退陣する位なら、意を通して国民の裁断に仰ぐような判断が出来なかったのか。


こうなると、民意そっちのけで、政争に明け暮れている国会議員の多くは、本当に信頼できなくなった。なかには真に国を思い、民を思う議員もいるのだろうが、パーセントから言ってもわずかのような気がしてきた。
こうなった上は、国民は、現職国会議員は次期選挙では投票しない、という、思いきった運動を誰かが始めても良いのではないかと思う。もちろん、信頼できると思う代理の立候補者を準備してゆく運動も同時に行わねばならない。