もうしわけない

【日記】



あまりにも言語的に厳密で、人間関係を駄目にすると思うのが無能の印か。これがわからないなら、言葉のセンスが無いということで社会人として落伍している、という方が正しいのか…


久しぶりに会った地方の知人に、「なかなかお宅の方に行く機会が無くて申し訳ない」と言った時に、それをそばで聞いていた身近かの者が、「来てくれと言われているわけでもなく申し訳なくもないのに、申し訳ないというのは相手に失礼だ。相手は何だろうと思って引いてしまうよ」、とのこと。
「申し訳ない」の用法が、一般的に軽い挨拶代りだとは認められない世界を知らないということ。「すみません」が何も謝る必要のない時に使うのは間違いだ、と似た説明。
一事が万事。


こうして身近な者に、「(あんたはそういう)言葉のセンスがないのに、書くなんておこがましいよ」と、言われてしまえば立つ瀬が無い。
それにしてもひどい言われ方だ。もともと、文章書きなんて適性があると思ってやっていることではない。避けられず、仕方なくやっていることだ。
これでげんなりして、やる気が失せる。