一線越えたか電脳の浸食

【論】      ●当事務所のメール・ハザードについては前日のブログ参照


Coming of the computer crisis.
How should we compete with it?


我々の近未来に潜む奈落


このトップ・タイトルは新聞記事のものだ(日経新聞2月18日)。
言い得て妙だが、コンピューターが人間の仕事を奪う、そのことを言ったものだ。
「この10年で生命保険の営業職員は20%、書店数は26%減ったが保険(のネット販売)や本のネット販売の普及と無縁ではあるまい」
「コンピューターが仕事を奪う」という本を書いた新井紀子国立情報学研究所教授によると、論理と言語を駆使して高度に思考し表現する仕事などはコンピューターに苦手でも、「ホワイトカラーの仕事の4割程度は置き換わる」と予想している。


ここにデザインの生き残る途もあるはずだが、文化への理解が少ない土壌に一般論としては、変化のスピードが速すぎることによって、「高いスキルを持つ一部の人に所得が集中し所得格差を広げている」という。特にコンピューターに置き換えられるような仕事をしている人たちには、絶対絶命のピンチが待っているのかも知れない。


この記事を書いたコラムニスト平田育夫氏はこう結ぶ。
「英国では産業革命の始まりから約50年で労働者の機械打ち壊し運動が起きた。
パソコン登場から40年。インターネットは約20年。働く人が追い込まれる前に手を打ちたい。人の力で」