新著へ

【日記】      本業であるべき画像で悩みはじめ   ●20日追記あり


先にちらと書いたが、ただ今、出版原稿執筆中。テーマは未定のまま。編集者との協議が必要。
ここに記載、内示するのも、ぜひみなさんに読んで頂きたいからだ。
最初は、原稿はこのブログのセレクションでいいかと思ったのだが、読み返すとどうも全体が繋がらない。
もっと本質的なつながりの中で言いたいことがあるんじゃないかと思えてきて、全面、書き起しとなった。

8月頃には出版できると思うが、問題は画像。つまり写真。
どんな画像を出すにしても、ストーリーと繋がっていて、かつ画像の意味(質)が深くあって欲しいとなると難題。
新しく撮りなおす必要のあるものもありそうだ。


●「テーマは未定のまま」としたが、いくつもの仮案があってきまらない、ということ。
なかでも面白いのが「本を読まないデザイナーのために」というもの。
言い得て妙(笑)と話題になったが、考えてみるとこれは当たり前のことを前触れしただけ(再苦笑)。読者がいてもデザイナーしかいない、という想定でしかない。しかも建築家も知らんぷりかもしれない。
これでは論旨が違う。読んで貰いたい、知ってもらいたいのはデザイナーや建築家だけではない。経済界やメディアの世界の人。できれば政治家や官僚の方々にも。となるとデザイナー用語や建築家の専門語ではほとんど通じないと思った方が良い。おまけにお互いに、関心事の焦点が「一言言えば判る」というような内容ではなくなっている。それは編集者から「ここは意味不明です」と言われて初めて、「あ、そうか。こんなことも周辺説明しないとわからないのか」ということで判る。
それよりなにより繰り返しになるが、問題は視野が広がったことにより、画像の選定根拠まで拡散したことだ。