アートの現在と限界

●印 3/5 補記


この冬を通してずっと異常な寒さを感じる日々だったが、今日は打って変わって、汗ばむ暑さ。
気にしていたDOMANI展を見た。
ドマーニとはイタリア語で明日の意味。この展覧会レベルで明日か、とも思うけれど。
今日が最終日。3時過ぎに駆け込み。
下の写真が会場風景の一部。(国立新美術館)



全作品、特にビデオ映像などはじっくり見ていないが、案の定、全体に良くない。現代アートが深めろ混迷をそのまま代弁しているようなものだ。
唯1人、納得出来たのが猪瀬直哉という人(下に作品2点紹介)。ヨーロッパ在住のようだ。 写真のように精密だが、キャンバスにアクリル・ペイント。建築家の視野に近い、というよりほとんど建築家のものだ。(w2m×h1mほど)




ついでに隣りでやっていた東京五美術大学の卒展、修了展をサッと見た。むしろこの方が充実。せっかくだから「 行けそうな」作品をいくつか紹介。彫刻などほとんど見ていないので客観的とは言えないが、名前を出すことで本人へのエールにでもなればと思う。大学別に見ている訳でもない。
●後から判った事だが、二階しか見ていなかった。一階も美大の会場だった。失礼した。




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河合美咲さん(透明フィルムに手書き画像をデジタルプリント。それを重ね合わせているようだ。1作品w800×h500程度の記憶)東京造形大学



森田緩乃さん(麻紙、岩絵具、アクリル絵具で屏風に。高さ1800位か)多摩美



宮崎光男君(ベニヤ板、和紙、アクリル絵具。最大w800×h1000程度)多摩美









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