@日本建築家協会(JIA)デザイン部会 討論会のお知らせ

【情報・論】


テーマ:「建築家はデザインを受け持つ」


以下に、ワードに変換したご案内チラシを掲載します。
建築家のみならず、プロダクトデザイナーにも重要な問題意識や業務改善の方法を提案することになると思います。
ブログでは味わえない熱気と実感が待っていると思います。どうぞ、ご参加を。




日本建築家協会(JIA)デザイン部会(関東甲信越支部)  討論会のお知らせ



「建築家はデザインを受け持つ」
―建築家、ID職能を分業化する― 新創業デザインへ シリーズ③



情報化や環境への配慮などのパラダイムシフトの中で、設計そのものの進め方が根本的に変わる時代が来ています。つまり建築家やプロダクトデザイナー個人が、従来の方法で、何でもできる時代は過ぎつつあるということです。それだけに、確かな時代の読み取りの中で、個人の創意を活かすシステムと共に、評価する職能域を明確に訴える必要があります。そして、創造的分業によるコラボレーションの可能性を広げると共にアウトプットの質を上げることが出来ます。今回、アルゴリズミックデザインに長年取り組んで来られた池田靖史氏と環境共生住宅のプロジェクトを意欲的に進めてこられた甲斐徹郎氏をパネラーに招き、コラボレーションの新たな可能性について討論できればと思います。
前2回、討論してきた新しい形の仕事のありかたへの検討を、今回(今年度最終回)で結論づけ、未来へのディレクションにつなげます。どうぞ、ご参加ください。(デザイン部会長:大倉冨美雄)
※アルゴリスミックデザイン:形態を創りあげていく手続き(アルゴリズム)に基づきプログラムを組み、実行することによって形態を創生すること


■ パネラー
・ 池田靖史:  建築家・慶応義塾大学大学院政策メディア研究科教授、IKDS代表、九州大学客員教授 1961年福岡県生まれ、東京大学建築学科卒業、同大学院修了、槇総合計画事務所を経て、95年池田靖史建築計画事務所設立(2003年IKDSに改称)。長年にわたりアルゴリズミックデザインの研究に取り組んできた。作品にSFCデザインスタジオ棟(グッドデザイン賞、日経ニューオフィス賞、神奈川県建築コンクール一般建築物奨励賞)、ガーデンパサージュ広尾等


・ 甲斐徹郎  チームネット代表 グリーンチェーン推進ネットワーク事務局長、エコロジー住宅市民学校主宰、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科、都留文科大学社会学科講師、1959年東京生まれ、千葉大学文学部行動科学科卒業、1959年環境共生型の住まいと街を創造し普及させるコンサルティング会社としてチームネット設立。独自の「つながり」理論をもとに多くの環境共生プロジェクトを手がけている。プロジェクトに経堂の杜、欅ハウス(日本都市計画家協会まちづくりプロジェクト大賞)等 

           
・ 大倉冨美雄 JIAデザイン部会長、NPO日本デザイン協会理事長。大倉冨美雄デザイン事務所代表。IDから建築まで、トータルデザインを模索し実践。東京芸大卒。(社)日本インダストリアルデザイナー協会理事長、静岡文化芸術大学教授歴任


・(司会進行)連健夫 連健夫建築設計事務所代表


■日時: 12月4日(金)午後7時〜8時半。 討論の後、懇親会:上海(中華料理店)
■ 場所: 日本建築家協会 JIA館1F建築家クラブ(渋谷区神宮前2−3−18)
■ 参加費:1000円(学生500円)飲食物代等 懇親会2500円程度
■ 参加申込:個人単位で、氏名、所属、メールアドレス、懇親会参加か否かを明記して、日本建築家協会事務局     (菊池)までメールまたはFAXにて申込
    (FAX:03-3408-8294、メール:rkikuchi@jia.or.jp)
■ 主催:(社)日本建築家協会(JIA)デザイン部会(関東甲信越支部)協賛:NPO日本デザイン協会