まさるの不在

【日記】


紹介してしまった以上、宙ぶらりんの不安定な意識のまま、「この件」を放置するのは止めよう。 少しばかり記録させて頂こう。



「この件」とは、9日に書いた犬の事です。
「まさる」は5月15日23時03分に亡くなりました。
6日に転落してから10日余り、寝たきりでよく頑張ったものです。お腹は大きく上下し、喘ぎ声が漏れていました。13日(日)にペットクリニックにつれてゆき、獣医にみせたのが診察の最後でした。
ここ一両日、水を飲む回数が減り、餌はほとんど食べなくなっていた所に、水をやったら舌をだしてコクコク飲み、おや、元気が出たかと思ったら、喘ぎ腹が動かなくなりました。


御線香をあげ、花を添えました。
16日の昼頃、葬儀屋が来て遺体を段ボールに詰め、引き取って行きました。焼いた骨は一時頂きに参り、その後合同埋葬とします。
10日間も頑張ったのは、もしかすると、落下即死では別れ際の悪さが我々にも負荷を残すと思ったのではないか、逆に落下しないで、あと1年でも、2年でも生きたら我々に迷惑を掛けると思ったのではないか、など、人間の勝手な想いを残して、逝きました。


たかが犬の話でしたが、これで終りとします。
今朝も起きて居間に行き、無意識のうちに、徘徊してあちこちで眠っていたまさるが居るかのように捜している自分に気がつきました。
夜の散歩は私の日課だったので、何か気が抜けたような気がします。