政治への関わりについて

【日記】


個人ではできない事柄を代わって行うことではないか



犬養智子さんのトークイベントに誘われ、最後に、ちらと話すことが出来た。
「私は書いて考えることは好きだが、行動することは大嫌い!」と仰られて、はーん、面白い、と思った。行動しなければ意味がない、という通説とは違う。
考えてみれば、政治というのは我々の代理人による社会政策への取り仕切りではないか。
皆、自分の専門を持っている。だから政治も自分がするのでなく、これはと思う人に委託するわけだ。

そんなことを思っていたら、塩野七生さんの文章を思い出した。

「・・・個人で出来ることとできないことのちがいについて、考えずには居られなかった。そして政治とは、個人ではできない事柄を代わって行うことではないか、と思い始めたのである」(「日本人へ」リーダー編、文春新書P119)

(後述)