女性の時代、の続き
(Again, splendor of females)
昨夜、NHK3CHのETV特集で「愛と生を撮る」―女性映画監督ヒットの裏側―という番組があった。
プロデューサーの李鳳宇が監督を訪ねて、いろいろと聞くという趣向。
出てきた監督と作品は、
蜷川実花(「さくらん」)
西川美和(「ゆれる」)
浜野佐知(ピンク映画300本―老人の性を撮る―と、番組紹介にある)
荻上直子(「めがね」)
河瀬直美(「もがりの森*」「火垂」「萌の朱雀」)
*―漢字省略―
だったと思う。途中中座せざるを得ず、浜野のシーンはほとんど聞けなかった。
この番組をここで取り上げたのは、11月30日にいみじくも「輝ける女たち」というテーマで、女性の時代が来ている、というブログを書いたからだ。偶然だが、実際、興味深々で見た。
してみると、これらの作品は1本も見ていないことがわかった。
これから、一本一本見てからでなければ批評も出来ないが、それでも、楽しかった。
何しろ、映画人口の6割は女性だそうである。そして女性監督はこの1年で40本もの作品を生み出しているという。数年前までは数本だったらしいから大躍進だ。
李の質問はまた、男の質問で、僕自身の自分の質問でもある。そして彼の感想はこちらの感想でもある。
李は、こういうところで女性は笑うのかと感心していた。
彼女たちはそれぞれ個性を持っていて、映像を通して愛と生について考えていた。
こういうところを見ても、女性の時代が来ていると言えるのではないか。