自然エネルギーでもやれるのか

【情報】


自然エネルギーを活かす提言があるという



死者へのおくやみ、被災者への一刻も早い復帰への対応要求を別にすれば、今後の一番の気がかりである原子力エネルギーをどうするかについて、29日の朝日新聞の声欄で、長野県上田市の同業者、竹内秀夫さんが「ドイツの政府機関は2050年に電力を自然エネルギーすべて賄うシナリオを示した」というNPO環境エネルギー政策研究所(代表飯田哲也氏)の提言を紹介している。
HPで見たが、その辺の事情はまだよく分からない。が、現在全発電量の30%ほどを占める原子力発電を、石炭や石油に頼るのでなく、何とかして自然エネルギーでできるだけ賄えるようにする計画を立てることは今後の大きな課題であろう。
昨日まで、原子力の扱いをより厳格に管理して、電力の主要発電源として確保してゆくしかないと考えていたが、自然エネルギーで追いつけるようならこれに越したことはない。送電線などにも解決の必要な問題があるようだが、国は国家プロジェクトとして指針を示して欲しい。
多分それとは別に、失われた町や村の新しい環境づくりについて、我々の出番を考えなければならない。