XDJK@ 見えるエコに

( @表記の前に、ABCの英字記号がつきましたが、これは当方での分類上の記号です。気にされずにお願いいたします )


【論】



エコは膨大な分野に関わる未確認物体のようなもの


エコ・自転車・ローテク


ヨーロッパに見るサイクルロード・レースを楽しんだことはないが、フランスとかデンマークのように平野がほとんどの国では、自転車がいかにも快適そうである。自転車のまま駅の改札を通って、電車の中まで持ち込める国も多いようで、これなら行動半径が格段に大きくなる。


エコというだけでは見えにくいが、自転車というと、何か解った気になる。
当然だが、自転車は人力である。有害物質を排出しない。体にもいい。場所も取らない。毎時10キロ程度のスピードでは、普通なら人身事故にもなりにくいはずだ。


同じように、自転車を出すと、ローテクという言葉もリアリティが増す。
ローテクとは、文字通り、ロー・テクニックのことで、技術レベルの低い商品の製造技術のことを言う。自転車はエコとロ-テクを繋ぐ具体的なキーワードだと言えよう。


最近では(と言っても、ここ20〜30年の話だが)、ローテクが、基本的に消費電力などが小さいためエコであり、個人資本で手が届き、地域での連携、自分の創造力を自由に発揮できる、などのために、改めて関心が持たれている。

(継続します)



自転車で、NPO運動をしようというのは、すでに出ている考え。2010年1月28日の本ブログでも取り上げている。


また「エコはデザインにとって当然の対象」というブログもすでに書いている。
2009年12月21日参照。