最近考えた企画

少々、驚いているが、このブログを書き忘れて、1か月ほどになるようだ。

コロナ禍の中、ここへきて一段と感染者、重症者が増えていることもあって、全てが宙に浮いてきた感がある。政府の「Go To トラベル」政策も今頃になって、この正月には中止される。

考えが何かほかのものに移っていったようで、ブログどころではなかった、というべきか。

ここ数週間、考えていて実行に移したのは、港区シルバー人材センターでのカルチャー講座に新しいものを加えてみることにしたのだ。

以下にその企画への意志を、知っている人間関係に伝えたメール文面で転載する。

 

ご無沙汰している方も多いと思いますが、如何、お過ごしでしょうか。
 
また一段とコロナのリスク度が上がっているようです。
かと言って私には、どうしようもありません。「出来るだけ出歩かないように」と言われても、2月からもう11ヵ月になります。
だいぶ疲れて来て、高齢者でも出歩いて人に会ってしまう人が絶えないようです。
 
ところで、最近の状況からの1企画をご案内したいと思います(団体等で、いわば仲間内の方には、よそよそしい文面に写るかも知れないことをお許し下さい)。
 
縁のある港区のシルバー人材センターが行なっているカルチャー講座で、土曜日に空けてある時間は、より社会に向けて開いた講座を、とのことでしたが、拾ってくれる講師が無く空いたままで何とかしたいとのことで、私がやってみることにしました。
そのチラシを添付しますので、知り合いや、お身内で関心のある、自称「若者」にご紹介頂ければと思います。
 
シルバーが行なうカルチャー講座の生徒さんはほとんどが高齢者だし、こんなところに「若い人」は来ないよ、という話もあります。
やるなら「こんなことを」という私の意見に、事務局も「フーン」と思ったようですが、とにかくやってみることになりました。
「誰も来ないかも知れない」と言って、笑われていますが・・・。
関係ないとは思いますが、デザイン系大学生の授業などとバッテイングしないようにも願っています。
 
こういう仕方での出会いの場を求める方法もあるかなと思い、やってみますのでご協力願えれば幸いです。
ご参考になれば、とも思っています。
 
さて、チラシの内容は、
 
主に「若い人向け」の前衛的専門サロン/トーク&ワーク
未来職能に向けて「デザインの核を知る」
ー人と感性/アートから商品、住居から都市までの現在と未来ー
としたうえで、コメントを以下のように付けている。
 

最近の日経新聞で、この時期に「米国民泊大手のエアビーアンドビーがナスダック市場に株式を上場しようとしている」、そのCEOのB. チェスキー氏が、「大学でデザインを専攻し『起業に必要なことすべてを学んだ』と明かしている」と紹介しています。(20201201 Deep Insight「エアビーは三方よしか」梶山誠記者)

今後、進む企業や社会の方向はAIやデジタル化です。しかしデジタル時代が到来するほど、逆に必要度が求められる職能は何でしょう。それは、人間が「感覚を持ち動く動物」である以上、食や性以外、体と身の周りへの感覚的満足と対応の仕方でしょう(もちろん、安全や安心を含めて)。ここでは、それに関わり、それを経済社会の中で生み出す職能が「デザイン」であると考えています。「デザイン」 はアートと科学の間に在り、人間を繋げます。

何でも気軽に「デザイン」と言われる今日この頃、改めて「デザイン」の本質を見極めましょう。

コロナ禍の中、少しでも問題意識を共有している人たちとの出会いの場も求められています。

この番組は既に「デザイン」を知っていると思っている人や、もっと知りたいと思っている人がメインの対象で、講義ではなく対話の中から自分の考えと行動力を引き出す(オープンイノベーション)のための企画です。

もちろん全くの初心の関心でも、話しているうちに深い理解に至る可能性もあります。

 
というもので、来年(2021)1月16日(土)から、隔週土曜日の15:30~2時間ほど6回、3月末まで行う、という企画だ。場所は地下鉄日比谷線広尾駅の4番出口のビルの3階で。事務局の指導で、いいなと思ったのは「初回無料経験」ということ(会費は5回分で、29才以下5000円、30才以上7000円)。
ついでに書くと、申し込みはこのビルの4階にある「港ふれあい館受付」で、土曜日を含めた平日の9:30~17:30分。電話は03-5475-1305(年末年始も除く)。
このブログからも、関心を持ってくれる方が一人でも生まれると嬉しい。