最近の個人データからの転載と再編集20221216

最近の個人データからの転載と再編集

 

11月22日:(公社)日本インダストリアル・デザイン協会が70周年をむかえ、特別表彰される。2期に渡って理事長をしていたこと、いくつかの事業が現在の流れに影響している事が直接の評価理由のようだ。

11月23日:昨日の受賞経験を経て、自分の功績、考え方の実態がほとんど知られていない、それを越えて「モノ・空間を繋ぐデザイン文化史」がほとんど語られていないとの実感を得、このタイトルでの新編集を「個人データ」にも始めることとした。考えてみると、この1,2年、ブログもほとんど書いていず、考え方の進渉を受け継ぐものもない。「この個人データに書けばいい」と思う様になっていたが、そうではなく、その感じ方を「モノ・空間を繋ぐデザイン文化史」にしなければならない、と気が付いた。

デザインと建築をも繋ぐ、新しい概念の創出であり、既に考え方、感じ方は随所で語られているのだから、本データ、ブログ、ワード原稿などから再収集することに意味がある。もちろん、実務としての軽井沢の設計では大いに悩んでいる。

12月13日:日経新聞12/11 My Storyに面白い人が出ていた。スマイルズ社長遠山正道氏。息子との学歴共通もあり、近親感から自著を送った。

建築学会情報設計小委員会研究会で古澤大輔氏のトークがあったが行けず、本人のコメント「転用的、迂回的―建築の両犠牲について」、紹介者湯本先生の居るJIA港地域会で問うた。ポイントは建築設計が社会構造まで変えられるのか、そのための「転用」行為は建築家の仕事なのか、という点だ。湯本先生によると古澤氏は「かなりの部分、『言葉』に依存して行っているようで」、(湯本先生個人の経験である)「『個人の営みが社会への働きに転換してしまった』という余り共感を得難い点にむしろ共感したようで」、いろいろな試みを話てくれたとのこと。今度、湯本先生と語ってみよう。