ArchiFutureとゆりかもめの車窓

【情報】


忙しい日。
去年に続けてArchiFutureのイベントに参加。


BIM(Building Information Modelling)の現実諸事情について、関係者の話を聞く。
慶応義塾大学の池田靖史先生との縁が出来てから、柄にもなく建築とコンピューターの未来について、いっぱしの論客になってしまった。
この話は、後から補足します。


終わって銀座に駆けつける。
国土交通省の役人や「闇金 ウシジマくん」(知る人は知る絶大な人気のマンガ・シリーズ)のプロデュースをしている斉藤あおいさん、インドの論客経営者パンカジ・ガルグさんなど異種多彩な人脈と、テーブル・マナーを学ぶというテーマの食事会。


久しぶりに夕方6時過ぎに台場の国際展示場から、「ゆりかもめ」に乗って新橋まで出たのだが、この強風とばらつく雨の中、あの巨大なブリッジや暗闇の中の高層ビルを抜けてゆく。 高いところから覗いているためもあって、明かりの灯る、まだ多くの商業ビルでは、帰宅前後のサラリーマンが巨大なガラスパネルの向こうで動き回っていたり、この天気のためなのか人っ子一人いないレストランなどが写り込んでくる。
その光景は、妙にハイテクな空間なのだがとても淋しい、あのソフィア・コッポラの「ロスト・イン・トランスレーション」のシーンを思い出すようだった。
こんな空間を、俺も頼まれれば造ってしまうのかな、という妙な気持ち。
ArchiFutureの話を聞いた後だったからなのか。