ウイリアム・モリスと現代

【情報】



先回りのご案内:


以下のトーク番組が、来る9月19日(金)18:30〜20:30(会場での懇親会を含めると21:00まで)開催されることになりましたのでご案内します。会場は日本建築家協会(JIA)建築家クラブ(神宮前2丁目3−18)です。

「ウイリアム・モリスと現代」(当面仮称)―報告と対談―
報告は日本女子大教授:川端康雄先生、対話相手は私の予定です。


どんなことが話されるかと言うと、すでに開催運営担当者に語ったことをそのま転載すると:
「モリスを軸に、19世紀中葉の英国での、産業革命後とそれに対抗する耽美主義活動との相克をより見極めたいし、そのことが現代の日本の産業構造と文化認知のあり方に教えるものがあるのではないか、と思えるのです。
個人的な関心もありますが、この問題は近代デザインの原点の意味に当たることもあって、デザイナーだけでなく建築家にも十分面白い、というか、知識を深めておく必要さえある部分ではないかと思えるのです。
私も在職中の大学での講義で、モリスあたりには軽く触れてはきましたが、改めて現代における意味などについて教えを受け、考えてみたくなったのです」。


気づかれた方もいられると思いますが、この発想は本ブログ2014-03-13の 「この硬い、宝石のような炎で―英国の唯美主義から」 での問題意識からの展開で、川端先生のご協力を仰ぐことが出来ることになり決定致しました。
改めてご紹介するはずですが、ご参加をお待ち致します。