CH@イタリアの風

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イタリアの風に「はっ」と気が付く



3月25日のNPO日本デザイン協会の座談会ではパネラーは、イタリアに長く在住の荒知幾(あら・ともいく)さん、文化女子大教授の木村戦太郎さん、司会の当協会の事務局長秋山修治さん、それに私だった。
こういう場合、半分内輪の話になってしまうが、荒さんの10分ばかりのマンション外装、造園、アプローチ設計のビデオ映像は、あぁそうか!と思わせるものがあった(三井住友不動産の物件)。
それは、仕事の熱心な紹介というよりも、映像ポエジーと言ってよかったからだ。
もちろん自弁の仕事で、このデヴェロッパーからの依頼ではないそうだ。
「頼まれれば自分の思いを込めた作品は作れないから」と荒さんは言う。


映像の雰囲気は、俳優はいないが、ミケランジェロ・アントニオーニ風と言ってみようか。


荒さんの気持ちはよく判る。
イタリアン・テイスト(味)はよく出ている。これでいいんだ。
ただ、これを見た日本人はどういう反応をするだろうか。気になる。
そっちの方が気なる、というのも、自分が如何に日本人社会でスポイルされてきたかを証明しているような言い方で、苦笑する。



最近、また音楽教室の内装設計をしました(河合楽器)。
関心ある人は訪ねてみて下さい。のちほど住所を追記します。
一つは、横浜みなとみらい駅みなとみらい線)グランモール出口を出て正面に向かって道路を横断、正面にある局面三角ビルの3階。オフイス階用入口から入り、内部吹き抜け通路を通る。網干店長に当事務所名を言えば見せてくれます。
もう一つは東京世田谷三軒茶屋駅近く(東急田園都市線)。地下通路を南下しモールで上がった旧道沿いを20〜30m行き、右手にソフトバンクの店のあるビルの9階。入口はわかりにくい。店長は金井様で同上。