美輪明宏と安藤忠雄の間

「【情報】


言いたい放題が面白い。



日曜の夜だから書ける書き出しか…
家内が読んでいて、「面白いわよ」と教えてくれたのが、以下の下り。
「今でもまだ、日本はオッサン文化、オッサンデザインの国なのです。丹下健三安藤忠雄が代表だけど、経済性、利便性、効率性、ただそれだけ。コンクリートの打ちっ放しなんて、無味乾燥、冷えちゃって仕方がありません。…」
あっはっは、誰が言っていると思いますか。美輪明宏です。それで納得。


しかし面白いですね。このあと、バウハウスの話になるのです。続けて引用したいのですが、今は時間がありません。出来れば後でトライしますが、「オッサンデザイン」とはよく言ったものです。
美輪明宏までは行かなくても、安藤建築ももう飽きてきたという向きには考えさせるものを持っていますね。


これは、建築家やデザイナーならほとんど読まなさそうな月刊誌「新潮45」4月号の、彼(美輪)の「太古の自然な姿に戻っただけ」という記事にあるのですが、この号の特集がまた愉快で、「女のひとり勝ち」というのです。読んでみると、あちこち面白い。
ついでだから言うと、これも冒頭の、言いたい放題の石原慎太郎福田和也の対談も面白いです(「今こそ国が号令をかける時」)。福田さんも、石原さんにここまで遠慮しまくっていると滑稽に見えてくるというものです。