無題というのもたまには…

【日記】


いろいろあるけれど、特段に言いたいとなると…



時間の経つのが早い。一週間なんて、あっという間。小学生のころは、夏休みがいつ果てるともなく続くように感じられ、時間は永遠に続くように思っていたことがまったく夢のよう。人生の短さが、こんなに切実に感じられるようになるとは思っても居なかった。僕にとっては、あらゆることがまだ途上にある…



いろいろのことが起こっているが、記憶に留めるべきか、言うべきか、どっちでもいいような複雑な心情のこの頃。その中には、やはりテレビなどからのメディア情報が少なくもない。Uチューブやいろいろなサイトの情報まではついていけない。
この間、ある原稿で「メディア系(グラフィック・デザインから、マンガ、アニメ、映像などまで)は一応デザインから離して語ろう」と言ったが、本当のところ、ソリッドなものがベースの仕事をしていると、これらのメディア情報までは手に負えない、というのが実感だ。


しかし現代では、これらの視覚メディア情報抜きでは説得力に欠けることもまた事実だと思う。うまく仕組まれた映像番組などを見ていると、これらに掛けた時間、人材、経費を無視して、こうでなければうまく伝わらない、という気持ちにならざるを得ない。


あちこちで書いてきたが、言葉の専門家でない者にとっては、それが身近な武器であるとしても、「言葉」で戦う苦しみからそろそろ解放されたいという思いはだんだん切実になってきている。