安全チェックはAIに、の時代よ、来い!

安全チェックはAIにさせればよい


人が使う、あるいは人が住む機械や住宅、ビルなどの安全チェックやコスト・チェックはコンピューターがすべて行うことになるだろう。
そうなれば工業デザイナーや建築家は解放される。
いまでこそ安全チェックは、デザイナーでは企業が、建築ではまず建築士が、次いで構造・設備の専門家(これも建築士という名前になっている)が責任を取ることになっている(施工ミスでなければ)が、このサポートだけで人的な組織維持の必要が掛かってくることが明らかだ(当面は、個人が全部判っていることを条件として資格化している)。国は個人の責任に力点を置くが(資格試験)、現在の安全基準担保は個人能力などでは追いつかない。その欠損のための職能担保にはどこも責任を取っていない。
設計依頼への注文保証が高レベルで続くような顧客がいるわけでもないこの業界で、それを宛にしてどれだけの組織維持が可能なのか。現実には、各分野の事業連携で頑張っているしかない。

AIで安全チェックや、コスト効果が判るようになれば、デザイナーや建築家は解放され、自由にモノや空間を設計できる。でも法制度の認知などを考えれば、それは50年先のことかもしれない。その後は地球が破滅するまで自由に構想力を膨らまして設計できるとなれば、今の我々はとても不幸な時代に生きていることが明らかだ。





・307440 13:35