2013-01-01から1年間の記事一覧

急告の自主セミナー案内

【案内】 何を今さらということですが、明日(2月23日土曜日13:30〜)のセミナーのご案内をいたします。(MASセミナー) テーマは 「都市開発は何をもたらしたのか―公的経済論理で進められる私的な住まい方の行方」 です。一見、難しそうですが、…

一線越えたか電脳の浸食

【論】 ●当事務所のメール・ハザードについては前日のブログ参照 Coming of the computer crisis. How should we compete with it? 我々の近未来に潜む奈落 このトップ・タイトルは新聞記事のものだ(日経新聞2月18日)。 言い得て妙だが、コンピューター…

【急告とお詫び】

【急告とお詫び】●20日追記あり●●21日追記 当ブログをご覧になって当事務所へメールをされる方は少ないのですが、念のためお詫び申し上げます。 只今、メールが送受信過剰でパンク状態です。サーバーの問題で修復が数日遅れることになりました。 ご迷惑…

怖くて美しいシンガポールの建築と未来

【話題】 ●2月11日の【追記】あり。 Is "fear" brings a beauty? Watching the beauty of architectures and city of Singapore. How is it possible? 恐ければ、美しい? 建築ジャーナリスト渕上正幸さんのシンガポール建築ツアーの報告を頂いた。 シン…

全然駄目だ、ホームページ

【日記】 判っちゃいるけど直らない、とは、このことか 最初から逃げている、としか言いようがない当事務所のホームページ。 あらためて見てみると、恥しい。 何とかしようと思いながら、拡散してどうもまとまりがつかない仕事と外注手間のもどかしさのダブ…

「アートと音楽」の結びつけは難しい

【日記】Observing the exposition for art and music at Tokyo Modern Art Museum: Seemed something in vain, even artists worked in serious mood. I could approved only the work of Celeste Boursier-Mougenot called "Clinamen". To unite between a…

柳宗理と渡辺力の後に生きる

【日記】 Whatis the meaning of "aliving" for product designers after the era of Sori YANAGI and Riki Watanabe. To me, it's seems a nearly inutile to follow them in this comletely changed world. 柳宗理と渡辺力の後に生きる意味とは何か 去る1…

デザインは日本を変える鉱脈ではなかったのか

【論】Was not design the key for resolve the problem of present and future of Japan? ―訳も分からずに大きなことを言う― デザインは日本を変える鉱脈だと思ってきた。鉱脈とは掘られていないので顕在しないが、そこには宝があるという意味だ。 このため…

何のために寄付を募るのか

【論】 反省材料 JAGDA(日本グラフィックデザイン協会)理事長の○○○○が突然、怒鳴った。 「デザインは文化だ!」と。 それは2002年前後のデザイン8団体の集まりの席上だった。 司会役をして、デザインを経済として考えることを話していた僕は、内心、「○○…

「変えなければ」と「変えたくない」の間

【論】 「変えないと駄目だ」と「変わりたくない。変える必要はない」の間で、デザインはどうするのか ここしばらくの間、柳井正、マハティールといった当代話題の人々の考え方を取り上げて話題としてきた。 で、僕は結局何を言いたかったのだろう。 取り上…

NPOへの寄付を募る運動

【論】 ―もし、問題を共有しているなら、自分の考えを代弁してくれるような運動や組織に、寄付という経済行為で応じるという民間文化が、そろそろ育ってもいいんじゃないか―NPO日本デザイン協会のために考えていること 米国で成功しているNPOの多くが…

「デザイン社会構創の会」という「変」

【論】 持続こそ力なり、か ネット上の勝手な連携について 何か新しい形の連携を、しかも何の強制力もなく創りたいとは思ってきた。 考えてみると、ある意味でもうそれはやっているとも言える。このブログで必死に書いてきた事がそれだ。 このブログを通して…

デザインミュージアムをめぐる話題

【情報】(1月10日ブログでの本件予告を受けて) 良い話がうまくいくと良いが 必要な運動の一つとして挙げた「国立デザイン美術館をつくる会」の経過について少し説明し、別途いくらか詳報が入ったのでこれを伝え、少々論じます。(以下、である調) 再録…

終身雇用制を捨てた犯罪

【論】 アジアの同朋が見る日本 マハティール・マレーシア元首相に聞く記事(「ルックイーストはいま」:朝日新聞1月15日)に、重いことが言われていた。そのことが意識に残り、忘れられなくなり、ここに書くことになった。 「日本が苦境にあるのは、経済…

新しいデザイン概念の提示は可能だろう

【論】 何か、立ち上げたいデザインの新概念 どうも、付き合ってみると、少しづつ違う。 もっともデザインの考え方、感じ方は、ここですでに「考え方」「感じ方」と言っているように、2分化してしまうことをみても、どこまでも違って来てしまう気配が感じら…

国立デザイン美術館をつくる会

【情報】●下記を参照● 必要な運動の一つ 12月24日のこのブログで触れたが、三宅一生氏の「国立デザイン美術館をつくる会」の記事が昨日の朝日新聞夕刊に取り上げられていた。 この記事にもあるように、かって同じようなことを三宅氏が言っており、これを…

漱石のデザイン論

【日記】自分が書きたかった類の本だ。 ひょんないきさつから、とても面白い本を古本ショップで新刊書として見つけた。「漱石のデザイン論」(六曜社) 著者は川床優(かわとこ ゆう)氏。 面識はないが、1950年生まれ、ムサ美の建築学科卒業。当時話題の中…

市民ホールの設計とは

【日記】 本当の能力を育てる、などという夢 恥ずかしい話なら、書かないのが良い。 それを書こうとしているのだから、どうかしている。 小田原市の芸術文化創造センターの第1次設計プロポーザル競技に落ちた。3次まであるのに、すでに1次で落ちてしまう…

恒例により、ミラノの深澤さんから

【情報】 ミラノから新年のメールが来ました。 続いて当方の返事も添付。 大倉冨美雄 様 明けましておめでとうございます。 お元気のことと存じます。 作用に反作用と言いますか2012年色々ありまた。 今回の衆院戦、戦後最低投票率で自民党圧勝だそうで…

新年に、安藤さん、浜矩子さんのこと

【日記】 補記:20150128 新年の抱負などはない。新年の雑駁な思いはある。 いろいろの想念が浮かぶ新年の始まりだった。 設計プロポーザルに関わっているので、そちらへの思いは当然あるが、このブログに描くようなことではない(ということにしておく)。 …