2010-01-01から1年間の記事一覧

HK@それは「ガラパゴス化」

【論・情報】(建物を建てようとされている方々向きの内容ではないかも) 見つかったキーワードの一つそれは「ガラパゴス化」。日本の現状をよく表しているせいか、最近よく使われている言葉。 この言葉の持つ意味が広範なため、いちいち、どこが、何が「ガラ…

夏休みの読書

【情報】 売れてる新書ばかり? 夏休みを頂いています…と言えば、かっこいいですが。 旅行先にパソコンなど一切持っていかないので、ある部分の情報受発信が途絶えます。 この間に読んでいる本:闇の世界金融の超不都合な真実 菊川征司 徳間書店 日本人へ 国…

「虚無」の時代について

【大きな構想】 (建物を建てようとされている方々向きの内容ではありません) 小さい日本人 7月1日に書いたこと (「4億年後、5億年後には地球は消滅する」)、 そこによく出てくる「虚無」とか「虚栄」とかは、現代用語になじまないかも知れない。 でも…

A@デザインに何が出来るのか

【情報】 デザインに何が出来るのか。本当に悩む。 唐突だが、今BS2でやっている、山本薩夫監督の「不毛地帯」を3時間かけてみた。昨夜は「金環蝕」、明日は「白い巨塔」、明後日が「華麗なる一族」。 われわれが生きてきた時代をほうふつとさせるととも…

H@環境デザインとしての花火大会

【情報】 今夜は隅田川花火大会の宵 ああ、夏本番なんだなぁ…(なにか、のんき過ぎるような気もするが) それにしても猛烈にむし暑い 今夜初めて、隅田川の花火を真近かで見た その環境デザイン的見地からの感想 二つの「会場」でやっているが、川下の駒形橋…

「発明協会」の表彰式

【情報】 建築家やデザイナーには、あまり知られていないけれど… 常陸宮様と同夫人臨席のもとで、盛大な「発明協会」の表彰式が始まった。 といっても、何のことかわからない人も多いのでは。 このブログでも、以前にどこかで書いたかも知れないが、そもそも…

6万件のページ・ビュー

【情報】ブログの意味について 今、本ブログをクリックして開いたところ、60000件のページ・ビューが表示されていました。(時間は30日に入って午前1時半) 確か本年1月初めに5万件だったので、半年とちょっと、ということでしょうか。 ぐちぐち言うだ…

J@「おしっこはシャワー中に」

【住いの話】 閑話休題でいいですか。 難しい話が続きますが、軽い話題を入れます。 「おしっこはシャワー中に」で話題になった件につき。 発想のべ−スにエコがあるようなので、ここまで話題になったということでしょうが、ディカプリオとも交際していたスー…

池邊陽を分析する

【論・情報】 独断で、池邊陽(いけべ・きよし)を裁断してみる。 昨夜、建築家・池邊陽についてのシンポジウムがあった(JIA都市デザイン部会)。 と言っても、今や、誰のことかわからない人も多いのではないかと思う。 1920年(大正9年)釜山の生れ。昭和1…

BDHK@日本のデザイン建築設計者よ、立ちあがれ

【大きな構想】 review:2015/03/03 リビュー時点でのコメント:大筋で現在の考えと変わっていない。変わっているとすれば、5年の間に、ここに書いたような純情な想いは消えているということだ。基本的には自分の直接行動に頼るしかない。言っていれば誰かが…

K@再度問う日本の融合文化発信力(その2)

【大きな構想】 (●印 2010/10/05 各行についてのみ追記、又は補記) 再度問う日本の融合文化発信力(その2) (主にプロダクト・デザイン系編) デザイナーは文化発信力を持つのだろうか。 唐突な言い出しで、何のこと?と思う人もいそうだ。 当然、デザイ…

BN@ 4億年後、5億年後には地球は消滅する

【大きな構想】 4億年後、5億年後には地球は消滅する ここ十年くらいか、意識の片隅でじっとこらえてきた思いが、にわかに大きくなってきた。 丁度数日前、このようなタイトルのテレビ番組があって偶然目に止まった。 お定まりのように、今や世界遺産とな…

EGK@デザイナー・建築家の生きれるプラットホーム

【大きな構想】 (主に建築設計系編) 仕事の専門分担協働作業による企業化を社会システムに――プラットホームの作り方 事務所、つまり極小企業を開いて見てすぐ気がつくのは、年度決算報告のことだろう。これは単年度決算であるが、2年度目、3年度、5年度…

DEHJK@再度問う日本の融合文化発信力(その1)

【大きな構想力】 再度問う日本の融合文化発信力(その1) 改めて、日本の文化が世界で取りざたされていることを確認する。「ジャパン・クール」としてかなり前から世界の話題になってきたものの正体は、わかっているようで、よく判ってはいない。ピカチュ…

BEJK@感性大国への道

【大きな構想】 pv:20150523 感性大国への道「眠れる獅子」のための、さらにその上の思考へ ―建築・デザイン・文化から経済・政治・国の姿まで― ●個人的ノウハウ・サービスにカネを払わない国からの離脱 残された個人能力の評価問題 日本で言う社会的人間と…

B@個人より全員かIDEOの考え方

【大きな構想】 個人より全体の方が正しいか 本題に入る前に、ちょっと前触れの話がある。 プロダクト・デザインという職業分野は、モノを作って売って対価を稼ぐ経済活動の過程で、技術や情報伝達が進歩し、より市場が拡大し、消費者のニーズが複雑多様にな…

ホームページの更新

【論・情報】 ●印、翌日追記あり 苦渋をもたらすホームページ(以下HP)の更新 数日前からHPが新しくなっています。 以前からアクセスは少なく、前HPからの継承でも3650件位からの恥かしい出発です。 そもそもHPなるものをあまり信用せずに仕事が出…

金曜午前中に時間のある方に

【情報】学生・アラカン・高齢者層のためのご案内 大学のデッサン授業の市民版トライアル・プラス・アルファを実行する計画。 狙いは、デザイン科で行うような正確なデッサンと、並行して個人創意の「自分史」制作。どちらかを選ぶ。 時間と設備が限られてい…

インテリア・ライフスタイル・ショーにて

【住まいの話】 インテリア・ライフスタイル・ショーにて 楽しかった。日本的小物がかなり洗練され、デザインされた形で展示されていた。 これは自分でも何とかしたい分野で、会場を歩きながら、素材と使い方で、「あ、これはこうすればいい」とか、「これは…

E@政治と芸術

【大きな構想】 政治と芸術 今日の突然の鳩山首相辞任発表は、こともあろうに国土交通省情報政策局にいて、審議官らの電話のやり取りや話題などで知った。 何と、昨夜の本ブログの呻きが現実になった。 「何とこれで、平成に入ってから首相が16人も代わっ…

日本がやばい!

【論・情報】 どこから(誰から)エネルギーを貰うのか――日本が本当にやばい! NPO日本デザイン協会の総会が行われた。 非常にマイナーな組織で、それなりの苦痛を脊負って歩んでいるが、今夜のような場を経てみると、考えれば考えるほど、日本の問題の本…

風景の心象

【論・情報】 長谷川潾(りん)二郎の絵画によせて 長谷川潾(りん)二郎と言っても知らない人が多いはず。特にデザイン系情報からは何の縁もない人だから、もっと知らないだろう。 ひょんないきさつから、潾(りん)二郎については自称詳しい一人に思ってい…

ティンバライズ建築展で考える

【論・情報】 木構造のビルの可能性を追求する人たち ティンバライズ建築展というのを東京南青山のスパイラルビルでやっている。 ティンバライズとは英語のティンバ―(木材、製材)を使役動詞化した造語で「木造による」という意味。 企画の内海彩さんや、技…

B@絵画と科学

【大きな構想2】 絵画と科学 ちょっと妙な取り合わせだが、敢えて拾ってみた。 絵画とは書いてみるが、そこに想起される思いは何でもよい。というのは、「絵画」が本来持つイメージから大きく逸脱する人はそんなにいないと思われるからだ。 ここでいう絵画…

BH@心洗われるトスカーナの夕陽

【大きな構想1】 RV:20150520 心洗われるトスカーナの夕陽 見渡すかぎりのの丘陵。雲一つない初夏の快晴の夕暮れ。そこに夕闇が迫る。 もの音と言えば、時々遠くで吠え、冷涼な空気を震わす犬の鳴き声や、下の方からわずかに聞こえる車の音位。 ここはイタ…

CK@常在寺釈迦殿と林昌二氏宅を褒める

【住いの話】 1:寺にしては洒脱な空間設計の常在寺 数日前に親戚の葬儀があり、式場である世田谷区弦巻の常在寺釈迦殿に始めて行った。 この寺の会館は誰が設計したのだろう。なかなか良く出来ている。 傾斜地なのかもしれないが、エレベーターで1階から…

小田原見学のご案内

【情報】 ●●ご案内●●あり 小田原に行こう、という見学、学習会のご案内があります。 当ブログ、2回前の5月3日の記事をご覧ください。詳細案内がございます。

どうも少し違う建築家組織

【論・情報】(随時追記形式) どうも少し違うようだ―本日の建築家協会総会(支部)に出席して― 何が面白いのかよくわからないのに、義務的に集まるのが総会だ。 やった活動の報告、収支報告などと続く。 僕が理事長だった団体(JIDA)時の総会に比べて…

せっかく小田原のこと書いたのに、

【日記】(追記あり)後段に●●ご案内●●あり せっかく小田原のことを長く、楽しく書いたのに、途中でまた突然消去。 多分、後段うたたねしてしまい、うっかり何かをクリックしてしまったからだろう。 今日、小田原北条五代祭りのパレードがあったこと。 その…

犬も歩けば

【日記】 犬も歩けば、安らぎを…でも、犬のことを書いて何になるのだろう?やはり人間のことの方がはるかに面白い。 自宅の柴犬はすでに13才のオス。「マサル(勝)」という。その割には元気で闊歩する。 見た目には意外と小さい。たまに「ミニ柴ですか」…